
ハッシュリボンは、ビットコインのネットワークハッシュレートの30日および60日単純移動平均を追跡します。30日平均が60日平均を下回るとマイナーのキャピチュレーション(降伏)を示し、上抜けて戻るとその終了を示します。その回復に価格モメンタムの好転が重なると、買いシグナルが点灯します。
キャピチュレーションとは、ハッシュレートが低下している状態で、典型的には半減期で収益が減った後や価格が急落した後に起こります。高コストのマイナーが稼働を停止し、事業を維持するためにコインを売ることもあります。30日平均が60日平均を上回って戻ると、ハッシュパワーが戻りつつあり、その圧力が和らいでいることを示します。過去には、その後に続いた買いシグナルの多くが局所的な安値付近で出ましたが、その数は多くありません。
ハッシュレートはブロック時間と難易度から推定されるためノイズが大きく、天候による稼働抑制やマイナーの移転が、収益性と無関係なクロスを引き起こすこともあります。シグナルは構造上遅れて出るうえ、市場が大きくなった今ではマイナーの売りの影響は小さいため、リボンは価格トレンドやマイナー収益と組み合わせて使ってください。
30日のハッシュレート平均が60日平均を下回っている期間のことです。ハッシュレートの低下は、採算が合わなくなったマシンが停止されていることを意味します。マイナーはコストを賄うために保有コインを売ることがあり、市場に供給が加わります。過去のキャピチュレーションは数週間から数カ月続きました。
2つの条件がそろう必要があります。30日平均が60日平均を上回って戻り、キャピチュレーションが終わっていること、そしてBTCの短期の価格平均が長期の平均を上抜けて、モメンタムが好転していることです。チャートでは、キャピチュレーションの日と買いシグナルを右軸に0/1の値で示しています。
半減期ごとにブロック報酬が半分になるため、マイナー収益は一夜で大きく減り、効率の低いマシンは採算が合わなくなります。そのため、半減期後の数週間にキャピチュレーションが現れることが多くありました。半減期マーカーをオンにすると日付を比較できます。