
MVRVレシオは、ビットコインの時価総額を実現時価総額で割った指標です。1を上回ると市場全体が含み益を抱えており、1を下回ると価格が全コインの平均取得コストを下回っていることを意味します。
数値が高いほど含み益が大きく、利益確定の動機も強まります。過去には、MVRVがおおむね3.5を超える局面はサイクルの天井付近で現れ、1を割り込む局面は弱気相場の安値圏に集中してきました。レンジの中間はトレンドと合わせて読むのが適切です。
ピーク値はサイクルごとに低下しており、過去の天井の水準に再び届くとは限りません。極めて低いコストのまま計上される紛失コインや、カストディでの長期保有も比率に影響します。短期的なタイミングを計るためではなく、市場がサイクルのどこにあるかを把握するために使ってください。
ビットコインが、全コインが最後に移動したときの平均価格を下回って取引されており、保有者全体が含み損の状態にあることを意味します。全期間を通じて、こうした日は累計700日以上あり、その多くは弱気相場の終盤でした。
この水準は、天井がその値に達するか上回った初期のサイクルを反映したものです。近年のサイクル高値は明らかに低い水準にとどまっているため、固定の数値を待つよりも、現サイクル内で読み値を比較するほうが参考になります。
MVRVは時価総額と実現時価総額の単純な比率です。Zスコアは両者の差を時価総額の過去の標準偏差で割るため、極端な局面がより際立ちます。