
取引所内送金量は、同一取引所に帰属するとされるアドレス間で毎日オンチェーン移動したBTC量を、追跡対象の取引所全体で合計します。単位はBTCで、顧客の売買高や別々の取引所間の送金ではなく、ウォレットの移動を記録します。
急増は、アドレスの集約やホット・コールドストレージ間の資金移動など、取引所のウォレットシステム内での集中的な移動を示します。低い値は記録された内部BTC移動が少ないことを示します。日次の最大値は2022年6月15日の約1,302.3万BTCで、運用上の送金が通常の入金フローを大きく上回り得ることが分かります。
同じコインが繰り返し移動することがあるため、総量は取り扱った準備金を重複なく数えた量と一致する必要はありません。帰属の誤りにより送金の区分が内部と外部の間で変わる場合もあります。急増だけでは、顧客の出金、取引所の支払い能力、成立した売買について確かな結論は出せません。
取引所内送金は、1つの取引所に割り当てられたアドレス間にとどまります。取引所間送金は、異なる取引所に割り当てられたアドレス間で移動します。
両端が同一取引所内と正しく特定されていれば、その間でBTCを動かすこと自体は、取引所の合計残高を変えません。変わるのはコインの保管場所です。
同じ日のうちに、コインが複数のウォレットを通ったり、繰り返し集約されたりするためです。重複のないコイン数ではなく、送金されたBTCを数えるので、新規入金や市場の売買高と解釈すべきではありません。