APT フットプリントチャート

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フットプリントAPT · Binance 無期限 · 15m

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よくある質問

フットプリントチャート(Footprint Chart)の見方、チャート上のマーカーとシグナルの意味、データの取得元について。

フットプリントチャート(Footprint Chart)とは

通常のローソク足でわかるのは、四本値(始値・高値・安値・終値)と出来高だけです。その15分で上がったのか下がったのか、全体でどれだけ約定したのかはわかっても、誰が買って誰が売ったのか、どの価格で最も約定したのかまでは読み取れません。

フットプリントチャート(Footprint Chart、オーダーフローチャートとも呼ばれます)は、ローソク足1本を価格ごとに輪切りにして、各価格に2つの数字を並べたチャートです。左がその価格で約定した成行売り、右が成行買いの量。もともと先物トレーダーがオーダーフロー(Order Flow)分析に使ってきたもので、BTCやETHなど暗号資産の先物・現物でも同じように使えます。

ここでいう成行は、板の注文を取りにいく側、つまりテイカー(Taker)のことです。売り板の最良気配(ベストアスク)に並んだ指値を食うのが成行買い(Taker Buy)、買い板の最良気配(ベストビッド)にぶつけるのが成行売り(Taker Sell)。指値を置いて約定を待つメイカー(Maker)は含みません。価格が動くのは、スプレッドを払ってでも今すぐ約定させたい参加者がいるからです。

たとえば、きれいに上げた陽線でも、分解すると上の数段には成行買いがほとんどなく、最も約定が多い価格はむしろ足の中ほどから下、ということがあります。上昇の最後は誰も追いかけておらず、ショートの損切りで押し上げられただけかもしれず、この先も上がるとは限りません。こうした中身は、ローソク足だけでは見えません。

成行売り成行買い64,82564,82064,81564,81064,80564,800422174138911589576203インバランス:58は17の3.4倍緑:買いが売りより多いセルPOC:最も出来高が多いセル赤:売りが買いより多いセル
15分足の陽線1本を価格ごとに分解した図です。背景が明るいセルほど出来高が多く、売りと買いがほぼ同じセルはグレーになります。インバランスは斜め下のセルと比べます。

チャートの見方

フットプリントチャートの見方は?

各セルの数字は売り×買いの順に並び、英語ではBid × Askと表記します。左はビッド(Bid、買い気配)で約定した量、つまり成行売り。右はアスク(Ask、売り気配)で約定した量、つまり成行買いです。

ツールバーの「数量」と「金額」で単位を切り替えられます。セルが狭いときは52、5.2、.45、1.2Kのような省略表記になります。さらに狭くて2つの数字が入らないときは、売りと買いを合計した数字を1つだけ表示します(平均サイズモードでは両側を合わせた平均サイズ)。セルにカーソルを合わせると正確な数字が出ます。

セルの色は何を表している?

そのセルで買いと売りのどちらが多く約定したかです。買いが多ければ緑、売りが多ければ赤、差が10%未満ならグレー。色が明るいほど(ライトテーマでは濃いほど)その足の中で約定が多いセルなので、出来高がどの価格に集まっているかがひと目でわかります。色や全体の濃さは「配色」で変更できます。

POCとバリューエリアとは?

POC(Point of Control、ポイント・オブ・コントロール)は、その足で最も出来高が多かったセルで、金色の枠で囲んでいます。バリューエリア(Value Area)はPOCから上下に広げて足全体の出来高の70%を含む範囲で、上限をVAH、下限をVALと呼びます。ローソク足とセルの間にある細い縦線がバリューエリアです。

「POC推移ライン」(POC Migration)をオンにすると、隣り合う足のPOCが線で結ばれます。上に移れば緑、下に移れば赤の線になり、出来高の重心がどちらへ動いているかがわかります。

インバランス、スタックド・インバランスとは?

インバランス(Imbalance、売買の偏り)は斜めに比べます。あるセルの成行買いは1つ下のセルの成行売りと、成行売りは1つ上のセルの成行買いと比べ、設定した倍率(初期値300%)を超えると数字を太字・色付きで表示します。その価格で片方が明らかに積極的だった、というサインです。

同じ方向のインバランスが3セル以上続くとスタックド・インバランス(Stacked Imbalance)です。枠で囲み、後の足がその価格帯を完全に抜けるまで右へ帯を伸ばします。買いのスタックはサポート、売りのスタックはレジスタンスとして見られることが多いです。

未完成オークション、ネイキッドPOCとは?

足の高値のセルで売りと買いの両方が約定している場合、そのオークションはまだ終わっていないと考え、未完成オークション(Unfinished Auction)と呼びます。価格はその水準をもう一度試しにくることが多く、安値側も同じです。その後まだ抜かれていないものは、グレーの点線で右へ伸ばします。

ネイキッドPOC(Naked POC、未テストPOC)は、その後一度も価格が触れていないPOCです。金色の点線で右へ伸ばし、価格が引き寄せられやすい水準として見られます。

大口はどうやって判定している?

大口セルは約定件数から推定しています。あるセルの平均約定サイズがその足の平均の 3 倍以上なら大口として表示します。

CoinGlass が記録した 500 万ドル以上の単発約定(直近 30 日分と、その後の新しい約定)は、該当する足の横に円で描きます。成行買いは右、成行売りは左で、円の大きさは約定金額で決まります。こちらは実際の約定記録です。

売買、Delta、出来高、件数、平均サイズ表示の違いは?

「売買」は各セルに売りと買いの量を表示します。Delta(デルタ)は成行買いから成行売りを引いた値だけ。「出来高」は各セルに横棒を描き、その足だけの価格帯別出来高のように見せます。「件数」は約定の件数。「平均サイズ」は1件あたりの平均で、同じ出来高でも件数が少なく1件が大きいほど、大口が動いている可能性が高くなります。

データと操作

データの取得元と更新頻度は?

CoinGlass が収集した各取引所の約定記録です。価格ごとの成行買い・成行売りの数量と約定件数で、約 90 日前までさかのぼれます。ローソク足と建玉は同じ銘柄のものです。

先物では形成中の足のフットプリントが 1 秒に数回プッシュされ、現物は 3 秒ごとに更新されます。直近 3 本の足は建玉(OI)も含めて 10 秒ごとに再照合され、確定した足は変わりません。

対応取引所と取引ペアは?

先物は Binance・OKX・Bybit の USDT 無期限先物(パーペチュアル)と Hyperliquid の USD 無期限先物、現物は Binance・OKX・Bybit の USDT ペアと Coinbase の USD ペアです。複数の取引所をまとめて見る「先物集約」「現物集約」もあります。

銘柄リストには各取引所で取引の多い銘柄が並び、時間足は 1 分から 4 時間です。それ以外の銘柄は銘柄ボタンの検索欄に入力すれば見つかり、銘柄名・取引所・先物/現物で検索できます。

チャートの操作方法は?

ドラッグで移動、ホイールでカーソル位置を中心にズーム、右の価格軸を上下にドラッグすると縦方向にズーム、ダブルクリックで初期表示に戻ります。足をクリックすると、右側にその足の価格ごとの詳細が出ます。メインチャートとサブチャートの境界線は上下にドラッグできます。表示方法、マーカー、配色などの設定はこのブラウザに保存されます。

シグナル

アブソープション(Absorption、吸収)とは?

大量の売りが出たのに下がらなかった、つまり成行売りが下の指値買いにすべて吸収された状態です。判定条件は、その足の成行売りの3割以上が最も安い価格帯に集中し、それでも足の上部で引けたこと。チャートではその価格帯を円で囲み、強気と判断します。高値で同じことが起きれば買いが吸収されたことになり、弱気です。

ブルトラップ・ベアトラップ(Trapped Traders)とは?

ブレイクに飛び乗ったトレーダーが捕まった状態です。価格が直近5本の高値を更新し、その最上部に成行買いが集中したのに、3本以内に高値を更新できず足の下部まで押し戻される。高値掴みしたロングはいずれ損切りの売りを出しやすく、これをブルトラップとして斜線の枠で示します。ダマシのブレイクを見分けるのによく使われます。安値側で起きれば、ショートが捕まるベアトラップです。

Deltaダイバージェンス2種類の違いは?

ダイバージェンス(Divergence、略してダイバー)は価格とDeltaの食い違いです。「スイングダイバー」は隣り合う2つの高値を比べ、価格は高値を更新したのにその間の累積Delta(CVD)が低い場合、新高値は成行買いが押し上げたものではないと見て弱気ダイバージェンスとし、2つの高値を線で結びます。安値側で逆なら強気ダイバージェンスです。

「Deltaダイバー」(Delta Divergence)は足1本だけを見ます。陽線なのにDeltaがマイナス、つまり成行売りの方が多い場合と、陰線なのにDeltaがプラスの場合です。

枯渇(Exhaustion)とは?

価格は10本ぶりの高値を更新したものの、最上部のわずかな価格帯ではほとんど約定がなく、しかも足の下半分で引けた状態です。上を買い上がる人がもういない、いわゆる買い疲れのサインです。安値側で起きれば売りの枯渇です。

時間足や足種を変えるとシグナルが変わるのはなぜ?

シグナルは今表示している足で計算しているからです。同じ急落と急反発でも、出来高バーなら下げと戻りが2〜3本に分かれてトラップとして検出できる一方、15分足では1本に収まってただの長い下ヒゲになります。時間足によってシグナルが違うのは自然なことで、複数の時間足を見比べた方が確度は上がります。

右側の「シグナル」一覧では、時間足、出来高バー、レンジバーの3種類それぞれで計算し、「すべて」にまとめて表示します。各行の下にどの足種で出たかが書いてあり、クリックするとその足種に切り替えて該当位置へ移動します。

シグナル通りにエントリーしていい?

おすすめしません。これらのシグナルはフットプリントでよく見られるパターンを固定のしきい値で自動検出しているだけで、大きなトレンドやニュース、流動性は考慮していません。アラートとして使い、重要な価格帯や上位足と合わせて判断してください。

ツール

出来高バー、レンジバーとは?

出来高バー(Volume Bars)は1本あたりの出来高が一定の足で、たとえば2,000 BTCごとに1本確定します。相場が活発なときは足が細かく、閑散としているときはまばらになり、各足のフットプリントの情報量がそろいます。レンジバー(Range Bars)は高値と安値の差が一定額、たとえば200ドルに達するたびに1本確定する足で、もみ合いの間は新しい足が出ません。

どちらも1分足のフットプリントを組み合わせて作り、しきい値に達した時点で確定するため、わずかに超えることがあります。選択中は時間足のドロップダウンは使えません。

価格帯別出来高とVWAPの見方は?

価格帯別出来高(Volume Profile、VPVR)は、画面に表示中のすべての足の出来高を価格ごとに合計したものです。グレーはバリューエリアの外、青はバリューエリアの中、最も明るい行がPOCで、VAH / VALはバリューエリアの上限と下限として点線でメインチャートまで伸ばします。ドラッグやズームのたびに計算し直します。

VWAP(Volume Weighted Average Price、出来高加重平均価格)は毎日日本時間9時(UTC 0時)にリセットされ、外側の2本は±1σと±2σ(標準偏差)のバンドです。

サブチャートのDelta、累積Delta、建玉増減の見方は?

Deltaは各足の成行買いから成行売りを引いた値で、プラスなら買いが積極的です。累積DeltaはDeltaを画面左端の足から足し上げたもの、つまりCVD(Cumulative Volume Delta:累積出来高デルタ)で、価格と成行の売買が連動しているかを見ます。出来高のサブチャートでは、平均の2倍以上の棒を青で示します。

建玉増減は各足の建玉(Open Interest、OI、未決済建玉)の増減で、先物のみです。価格が上がってOIも増えていれば新規のロングが入っている、価格が上がってOIが減っていればショートの買い戻しで上げている可能性が高く、その場合は続きにくい傾向があります。

サブチャートと統計表の「≈」の意味は?

最大/最小デルタは、1 本の足の中でデルタが到達した最高値と最低値です。ページを開いてから形成され、その間ずっとリアルタイム配信がつながっていた先物の足は配信値から実測します。それより前の足と現物の足は価格の動いた経路から推定し、頭に ≈ を付けます。

統計表は足ごとに 1 列で、色が濃いほど値が大きいことを示します。出来高プロファイルをオンにしていると、その下の列は表示範囲の合計です。

合算の仕組みは?取引所を絞れる?

先物集約は Binance・OKX・Bybit・Hyperliquid の無期限先物、現物集約は Binance・Coinbase・OKX・Bybit の現物をまとめたものです。同じ足の中で各取引所の約定を価格でそろえて合算します。Coinbase と Hyperliquid は USD 建てなので、先に価格差で調整します。ローソク足と価格は先頭の取引所のもので、建玉は各取引所の合計です。

集約を選ぶと、銘柄の横にある「取引所」ボタンで一部だけを選べます。たとえば Binance と OKX だけ、といった見方ができます。

スクリーンショットを撮って共有するには?

ツールバーの「スクリーンショット」を押すと、今の画面が2倍の解像度で切り出され、取引ペア、時間足、価格、時刻が入ります。矢印、四角、円、テキストを書き込んで、画像をコピーするかPNGでダウンロードできます。特定のシグナルだけを見せたいときは、先に「マーカー」で他のシグナルをオフにしてから撮ってください。

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